概要

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創業45周年の記念事業として進めてまいりましたレザーギャラリーが、2015年春に完成いたしました。業界初の試みであるタンナー自ら提案する皮革の展示販売施設です。このギャラリーの完成により、お客様との距離がより身近になり今まで以上にコミュニケーションの機会が増すものと期待しております。

個人様から企業様まで幅広くご利用頂けるよう、多種多様な革をご用意して、社員一同、心よりお待ちしております。

ご協力いただいたマツヤアートワークスさまのサイトより抜粋して以下に掲載いたします。

膨大な種類の皮革素材を扱うクライアントの「商品の多様性」を伝えたい

兵庫県播州地域の伝統産業である皮革製造を業とするタンナーのためのショールームです。

膨大な種類の皮革素材を扱うクライアントの「商品の多様性」という強みを来場者に伝えることのできる手法が求められました。
建物の形状よりもむしろ、建物の内部において、どのような手法で展示物を見せるかが重要であったため、建物の計画に先立って内部の計画を進めました。

工事前の敷地

工事前の敷地

ひとつの展示室に巨大な立体什器を設置

クライアントからの要望は、約300㎡の展示スペースに皮革3000点以上を展示すること。この数の皮革をこの面積で展示するには、一つの階だけでは展示しきれないため、展示室を2ないし3階に積み上げる必要がありました。しかし展示室を分割すると「膨大なストック」と「多様な選択肢」を印象付ける効果が薄くなるため、ひとつの展示室に巨大な立体什器を設置することとしました。

100角スチールパイプでジャングルジム状に巨大な骨格を組み、立体的なディスプレイ什器を創出。来場者はこの巨大な什器の迫力により、一見しただけで、圧倒的な商品の多様性を否応なしに認識します。また回遊性を持たせることで、ジャングルジムの中を探検するような体験を提供し、多様な皮革素材との出会いがよりエキサイティングなものになることを試みました。

折り紙で作った巨大な箱船が未来へ出航する

次に内部の巨大な什器を包む建物の設計に取り掛かりました。
建物の外観は、伝統産業のためのショールームという側面とは裏腹に、宇宙船のような近未来的なフォルムを持たせましたが、この形状は日本の伝統「おりがみ」からインスピレーションを得たものです。

今回のプロジェクトでは折り紙で作った巨大な箱舟に、3000点余りのレザーをのせ、未来へ出航させました。これは、我々人類が古来より身に着けてきたレザーという素材が、未来においても身近な存在であり続けてほしいというクライアントの願いを込めた詩的表現でもあります。